中学部活動の活動日数についての議論 〜静岡市教育委員会のニュースを見て〜




こんにちは!

最近は少し頑張って更新するようにしています。

いつまで続くかわかりませんが・・・

たまに気になったニュースについて考えた事等もアップしていきたいと思います。

ただスポーツに関係してる記事がほとんどだとは思います。

今回は、先日ニュースになっていた、

静岡市教育委員会が進めているとされる、市立中学の部活動に関するガイドラインについてです。

ちなみにニュースの記事元はこれです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171108-00000018-at_s-l22

どうなんですかね?笑

正直何が正しくて、何が正しくないのかはわかりません。

わかりませんがとりあえず、自分自身の見解を述べてみようと思います。

 

このガイドラインの主旨


今回のガイドラインの主旨は以下の事のようです。

1.生徒の心身のバランスが取れた成長を促すため、適度な休養を確保する。

2.部活動の質的向上を図るため、効率的・効果的な技術指導が出来る多様な外部人材を活用する

3.部活動の適正化を図り、教員の働き方改革の取組とする

この3点ですね。

もちろん力を入れている部活動、入れていない部活動(指導者による?)があるとは思いますが、

恐らく部活動の顧問をしている教員の半数以上が、きついと感じているのではないでしょうか。

スポーツの顧問やりたくて教員になった人もいるでしょうが、違う理由で教員になった人もいるでしょう。

昨今教員の負担がでか過ぎるとよく言われていますが、

多分、部活動もその要因の一つと考えられます。

行政はおそらく3つ目の働き方改革を行って教員の負担軽減を一番重要課題と考えているのではないでしょうか?

 

ガイドラインのポイント


1.部活動の意義・目的

部活動の意義は、人間形成に資するものとする

2.部活動指導5原則

①生徒が主人公の部活動とする

②体罰や暴言の禁止を徹底する

③発達段階や健康状態を考慮した適切な活動量で行う

④安全管理を徹底する

⑤指導者も生徒も達成感を持って取り組める活動とする

3.部活動の活動日・活動時間の設定

①活動日:週4日

②部活動なしの日:年間6日程度

③活動時間:月45時間程度

4.部活動の指導者

①外部顧問の任用・配置

②現行の外部指導員の任用・配置を継続

 

このガイドラインについて思う事


私は中学時代クラブチームでサッカーをしていたので、練習は毎日ではありませんでした。

平日2回プラス土日って感じでしたね。

その週によっては土曜日か日曜日だけの時もあったと思います。

なのでどちらかというと、このガイドラインに近い活動をしていたのではないかと思います。

理学療法士の立場から活動日数や活動時間について言えることは、

この方が圧倒的に怪我で練習が出来なくなる時間は減ると思います。

中学生の時は男女ともに身体に大きな変化が訪れる時です。

身長が急激に伸びたり、身体的な変化が少なからず起きます。

こういう時期にしっかり休養が取れずに毎日きつい練習をしてしまえば、

色々なストレス・悩みを抱える事も少なからずあるでしょう。

しかし、ある程度休みの時があれば、その分リフレッシュできると思いますし、

怪我もしにくい身体になっていくと思います。

メンタル面の充実ってけっこう大事だったりするものです

後は、自分自身の時間が多く取れる事により、色々な選択肢をもって生活が出来るのではないか?

部活が休みの時は・・・

友達や彼氏・彼女と遊ぶ

勉強をする、塾に行く

自分自身のトレーニングをする

家族と過ごす、手伝いをする

たぶんあげようと思えばいくらでもあげられるのかな?

人間形成も大事な事なので、色々な経験が出来るのが一番良いのかなと思います。

 

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練習頻度が減れば怪我は減るのか?


確実に減るとは言えないと思いますが、

一例として、FIFAが出しているサッカー医学マニュアルによると・・・

1週間あたりのトレーニング日数をみているものがあります。

これに書かれているのは、

1週間の内、同じ運動を週4日行った場合と週5日行った場合の障害発生率を比較すると

障害の発生率は約3倍になってます。

週6日と週5日を比べると約2倍の発生率になり

週7日と週6日を比べると約3倍の発生率になると書かれています。

週4日と週7日だとかなり違いが出てきますね・・・

 

ちなみにこれはサッカー医学マニュアルとインターネットで検索すればファイルで閲覧できるので、

興味がある人は検索してみてください。上の事が書いてあるのは37ページです。

 

練習を休むと持久力が低下する?


これについてもよく聞かれます。

よく1日休んだら取り戻すのに3日かかると言われたりします。

これは医学的には特に根拠はありません。

そして、このマニュアルには持久力の低下と頻度の事も書いてありました。

これによると、トレーニングの日数を6日/週から4日/週に減らしても、

トレーニングの強度と練習時間を維持(1日2時間ならどの日も2時間)した場合

持久力は維持する事が出来るそうです。

しかし、トレーニングの強度を減らした場合は持久力は下がってしまうそうです。

つまり強度を維持してトレーニングをすれば4日やろうが、6日やろうが持久力に変化はないという事になります。

これはあくまで持久力についての事なので、技術に関してはこれに当てはまりません。

技術だけは文句なく練習がものをいうと思います。

 

じゃあ上手くなるためには練習しかない?


間違いではありません。

ただ無理して練習しすぎて怪我をして思うようにプレーできなかったり、練習できない期間が多くなると、

その分技術練習する時間が失われるのは事実です。

身体を休めるのは1日・2日休めば元気になるかもしれませんが、

怪我をしてしまうと大抵は1日2日では治りません。

分離症等は、骨の状態の事も考慮に入れて治療を行うと、最低でも2ヶ月長いと半年かかる場合があります。

どちらの方が練習をしていくのに効率良いですかね?

もちろんかならず怪我をするものではありませんが、

休む事も練習というのは、無駄なく上手くなるために必要なもの(練習)という見方も出来ると思います。

なので毎日厳しい練習するだけが上手くなる、プロになるための近道ではないという事は知っておいてほしいです。

 

話がかなり脱線してしまったような気がします・・・笑

すみません。笑

 

結局ガイドラインは・・・


ガイドラインに書いてあるものは、私的には賛成の立場です。

先生にとっても生徒にとっても。

昔のような根性論は必要になる場面もないわけではないですが、

全てにおいて活用すべきではないです。

むしろ色々な情報が溢れている現状から、根性論は生徒のモチベーションを下げる要素にもなります。

要は使い分けだとは思いますが・・・

練習時間をどうしても長くしたいのなら、

ストレッチの指導をもっと現場で行っていただいた方が

生徒にとってよっぽど有益な時間になると思います。

 

最後に


いかがでしたか?

なんか途中めっちゃ脱線した気がしますが、

気にしません。笑

練習日数に関しては色々な意見があると思います。

何が正解で何が不正解かなんて誰もわからないと思います。

ただ、自分の過去の経験だけで生徒に対して指導を行ってはいけない時代になっているのも事実なので、

そこは、色んな情報を収集して、自分のものにして生徒に還元していく柔軟な姿勢が今後大事になってくると思います。

もし中学生を指導している方がこれを見て、少しでも指導方法の参考になっていただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 


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