赤ちゃんの歩行器は必要なのか?身体的な側面から考えられるメリット、デメリットについて

こんにちは。

今回は少しいつもと違った視点での投稿になります。

 

皆さんは、赤ちゃんの時に歩行器を使用することについてどのように考えていますか?

メリット、デメリット色々言われていますが・・・

個人的な意見を述べさせてもらいます。

身体的な側面にフォーカスを当てれば、絶対に避けた方が良いものと考えています。

ただある条件さえクリアすれば、歩行を補助をするものですので、使用しても良いのかな?と思っています。

個人的には条件をクリアしても使いたくはないのですが・・・

 

もちろん歩行器に乗せれば親側は凄く楽だと思います。

でもそれだけで歩行器の選択をするのは出来るだけやめた方がいいと思います。

そのある条件を無視すると、どうしてもデメリットが大きくなります。

 

ではその条件とは?

子どもの身体的な成長の部分と絡めて解説していこうと思いますので、興味ある方は是非ご覧ください。

また、今現在子どもに歩行器を買おうかどうしようか迷っている方は少し参考にしてみてください。

 

 

 

赤ちゃんの歩行器ってどういうもの?

 

では最初に・・・赤ちゃんの歩行器ってどういうものなのでしょうか?

まずは簡単にどういうものなのか解説していこうと思います。

 

歩行器は基本的に、赤ちゃんの歩行をサポートするものと考えられています。

タイヤが着いており、椅子?の部分に座るとちょうど足が着くような高さで設定されています。

さらにテーブルや、その回りにはおもちゃのようなものがぶら下がっており、遊べるようにもご飯が食べられるようにもなっています。

普段床の上にいる赤ちゃんからすると、目線が変わり景色が一変するので、非常に回りがよく見え楽しくなるでしょう。

また普段の高さでは、自分から触れないものも触れるようになったりと、赤ちゃんからしたら楽しくてしょうがないでしょうね。

 

では、必要としている人の意見はどのようなものがあるでしょうか?

  • 乗せていると1人でご機嫌で遊んでくれる
  • 家事などの手を離せない用事がある時に便利
  • 歩く練習で転んだりしないから安全
  • 早く歩かせたい
  • 食事の時に便利

これらの意見がよく聞かれる意見のようです。

基本的に段差や階段、コードなど回りに置いてあるものに注意さえしていれば、安全で良いかなとは思います。

確かに赤ちゃんにとっては刺激的な世界が急に広がるので嬉しいですよね。

その姿を見るのもきっと可愛いでしょう、

 

ではなぜ否定的な意見が出てくるのか?

それは赤ちゃんのある成長にヒントが隠されています。

赤ちゃんの成長にあるヒントとは?

身体的成長と合わせて解説していきたいと思います。

 

赤ちゃんの身体的成長について

 

赤ちゃんは、月齢で出来ることがどんどん増えていきます。

大まかに説明していきますね。

  • 3〜4ヶ月➡首が据わる
  • 5~6ヶ月➡寝返りをする
  • 6〜9ヶ月➡1人で座れるようになる
  • 6〜7ヶ月➡ズリバイをする
  • 7〜12ヶ月➡ハイハイをする
  • 9ヶ月〜➡つかまり立ちをする
  • 10ヶ月〜➡伝い歩きをする
  • 12ヶ月〜➡一人歩きをするようになる

今回は首が座ってから立って歩くまでに必要な部分を大まかに切り取ってみていきたいと思います。

だいたいは上記のような感じで動きが成長していきます。

もちろん子供によって成長度合いは様々なので、お医者さんに問題なしと言われるようであれば、多少寝返りが遅い、はいはいが遅いなどは気にしなくても良いですよ。

 

このような成長をすることによって、赤ちゃんの手や肩などの上肢、体幹、股関節等の下肢の筋肉や骨(関節)が少しずつ発達していきます。

これにより一人で立って、走って、飛び跳ねる力をつけていくのです。

しかし、この成長を阻害する可能性を秘めたものが今回話題にしている歩行器になるのです。

 

なぜ歩行器が赤ちゃんの身体の成長を阻害するのか?

 

ここで問題になるのが、歩行器を使用する時期です。

一般的には成長に合わせて7ヶ月くらいから使うことが推奨されています。

なぜ7ヶ月?

7カ月というのは教科書的には、ハイハイをし始める時期です。

 

赤ちゃんの成長を見たことがある人ならわかると思いますが、ハイハイをすると次に来るのはつかまり立ちです。

このつかまり立ちをするまでどれくらいかかるかはわかりませんが、ハイハイからつかまり立ちをすると言うことは、

身体の成長でいえばものすごく重要な部分になってきます。

それはなぜか?

 

それは、立つようになることによって身体にかかる重力や体重を、下肢で支えなければいけなくなります。

もちろん背骨にも重力がかかるようになります。

どういう事かと言うと・・・

構造的に赤ちゃんは、背骨や股関節の筋肉や骨、関節が発達していないと立てないようになっているのです。

 

歩行器はこの成長を阻害してしまう可能性があるのです。

赤ちゃんがハイハイやつかまり立ちをするより前に使ってしまうと、背骨や足の関節、筋肉が十分に重力に耐えられるようになっていないのに、重力をうけてしまうということになります。

そうなることで、骨の生育が不十分になり、後天的な股関節脱臼になったり、

ハイハイを十分にしなかったことで上肢、体幹、下肢の筋肉の十分な運動が行われないうちに立つことで、筋肉の使い方に偏りが生まれてしまい、バランス能力が低くなってしまったり、運動能力が低くなる可能性があると言われています。

実際に「足が速い子は凄くたくさんハイハイしていた。」、「遅い子はハイハイをほとんどしなかった」とおっしゃられている親御さんもおられました。

 

また足を入れて骨盤を固定するような形になると思うのですが、それも良くないのではないかと思います。

1人で座れるようになったり、ハイハイが出来るようになり、つかまり立ちが出来るという過程で、骨盤帯も安定してきます。

しかし、そういう歩行器の中に身体を入れることで、人工的に骨盤帯を固定しまいます。

その結果骨の成長を阻害してしまうのではないかということです。

当然骨盤帯から繋がる股関節は、様々な方向に動く関節ですので、ベルトのようなもので骨盤を固定すると、股関節の本来の様々な方向に動く動きを学習しないまま歩いてしまうことになってしまいます。

そうすることで先ほど言った転倒しやすい原因になってしまうのではないかということです。

 

一概にすべての赤ちゃんがこれに当てはまるとは言いませんが、そのようなリスクがあるというのは覚えておいても良いと思います。

もちろん、後ろに転ぶこと頭を打つのではないかという理由で使われている方もいると思います。

これに関しては、受け身を取れるようになるためには必要なイベントなのかな?と思うのですが・・・

考え方は様々だと思います。 

後ろに転倒しても大丈夫なようにする商品も発売されているので、そういう商品も検討してみても良いと思います。

 

 

では歩行器は悪なのか?

 

これに関しては、必ずしもそうとは言えないと思います。

もちろん、ハイハイやつかまり立ちをする前に、どんどん歩行器で立たせたり、歩かせたりするのは個人的には良くないと思います。

理由は上記で述べたように成長を阻害する恐れがあるからです。

一般的に、月齢では7ヶ月、機能的にはお座りが出来るようになったらと書かれているようです。

7ヶ月というのは成長の度合いによって変わるので、何とも言えないですが、機能面でいえば、ハイハイをしている時期は、極力控えた方が良いと思います。

使う時期としては、出来れば、つかまり立ちをしてから、そしてつかまり立ちをして少し動き出してから使うのが良いと考えています。

 

 

メリット・デメリットのまとめ

メリット

  • つかまり立ち、歩くようになった時の歩きの練習(転ぶリスクがない)
  • 1人で遊ばせても転ぶ危険がないので、安心して家事が出来る(もちろん周辺環境の整備は必須)
  • 赤ちゃんの興味・好奇心をくすぐることが出来る
  • 遊び以外でテーブルの上で食事をとることが出来る

 

デメリット

  • 身体の成長を無視しての使用は、骨や筋肉の発達を妨げる恐れが生じる
  • 段差や階段、コード等での転倒の危険性
  • 転びやすい、足が遅いなどの将来的な運動能力の向上の妨げ

 

色々ありますが、最終的にお母さんが必要と思えば使うことは問題ないと思います。

使う時期、使う時間、事故等に気を付けるなど、リスクを知った上でルールをしっかり守れば、成長の妨げなどにはならないと思います。

 

 

後ろに転倒することに対してのリスク

 

先ほど述べた後ろに転ぶことについてのリスクですが、個人的には後ろに転倒すると危ないから、頭をぶつけるから怖いという意見は、確かに分かります。

しかし、そういう転ぶという経験は、必要だと感じます。

赤ちゃんがそのような学習をすることで、無意識に頭をぶつけないようにするにはどうするかという経験が、将来的に転びそうになった時に受け身をしっかり取れるかどうかに繋がっていくものだと思います。

 

転ぶときに上手く転ぶ能力と言うのも、怪我を防ぐうえで大事ですからね。

その上でしっかりと頭だけは守りたいという方は下記のような商品も検討してみてはいかがでしょうか?

 

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こういうクッションがあるのは知っていましたが、色々な形があるのですね・・・(笑)

 

話はそれましたが・・・

とにかく歩行器は、歩行を補助するための物だということですね。

乗せていれば楽だからという考えだけで、もし使用したいと考えているのであれば、決してお勧めしません。

 

 

注意点まとめ

  • 長時間使用しない
  • 楽だからという理由で使用しない
  • ハイハイ、つかまり立ちをする前に使用しない
  • ハイハイを一生懸命している時にも使用しない
  • 歩く練習をするための道具ではない
  • 段差や階段、コードなどに引っかかる転倒に注意する

こんなところですかね。

 

最後に

いかがでしたか?

ちょっと今までの記事とは違う感じで書いてみました。

最後ちょっとまとまりにかける文章になってしまったことはすみません。。。

少し否定的な意見の方が多いと思いますが、今回は身体的な特徴を見た上での見解なのでお許しください。

 

個人的には否定派ですが、使って良い点もあります。

しかし使う際は、歩行器の注意点、赤ちゃんの成長度合いをしっかりと考慮に入れて使用しなければいけないと思います。

なのでその点だけはしっかり頭に入れておいてくださいね。

 

もし子供の成長の事や、こういう道具の使用はどうですか?というようなことが聞きたい方は、メッセージください。

答えられる範囲で答えます。

また、何か赤ちゃんの成長についての記事はアップしたいと思いますので、次回もよろしくお願いします。

 

あまり関係ないですが、その他の記事で興味あるものがあれば是非ご覧ください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 


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