こんにちは。
2020シーズンのJリーグが遂に再開されました。
J1リーグは7月4日土曜日から。
J2、J3リーグは6月27日から。
コロナウイルスの心配はまだまだありますが、やっと日本にもスポーツが戻ってきたという感じですね。
さて、Jリーグが再開するに当たって、2020シーズンのみ採用が決まった特例ルールについてご存知でしょうか?
今回は、その特例ルールについてみていきたいと思います。
参考サイトはこちらになります。
https://www.jleague.jp/special/restart/effortstorestart/rules.html
興味ある方は是非ご覧ください。
画像の引用元はこちらになります。
Tania DimasによるPixabayからの画像
目次
開催期間について
開催期間が下記にようになりました。
・J1リーグ: 2月21日(金)~12月19日(土)
・J2リーグ: 2月23日(日)~12月20日(日)
・J3リーグ: 6月27日(土)・28日(日)~12月20日(日)
日程終了日時が変更となっています。
選手交代について
通常1試合3名までとされています。
2020シーズンは1試合5名まで交代が認められています。
但し、交代回数は3回までとします。
3回のうちハーフタイムは含まないようです。
5人まで交代できるので、より選手層の厚いチームが試合を優位に進める可能性がありますね。
2020シーズンにおけるJリーグ昇格・降格について
・J1、J2ともに下位チームの降格は行わない。もちろんプレーオフも実施しない。
・J2、J3リーグ各上位2チームはJ1、J2リーグへ昇格する。
*ただしクラブライセンスの交付を受けていないチームが上位2チームに入ると昇格は行われない。(1チームだけライセンスを持っている場合1チームのみ昇格)
・リーグ戦は、それぞれのリーグにおける年間予定総試合数の75%以上が開催され、かつ当該リーグの全てのクラブについて年間予定総試合数の50%以上が開催された場合に成立するものとする。(もし成立しなかった場合昇格もなしになります。)
降格しないということは、監督交代をしてチーム戦術が浸透していないチームはラッキーかもしれませんね。
試合の選手エントリーについて
・指定された検査を受けコロナウイルス陰性判定を受けている。
・エントリー時点で体温が37.5度未満であること
・いわゆる濃厚接触者の認定や入国制限地域からの入国等により、公的機関から自宅待機等の指示を受けている状態でないこと。
この辺りに関しては、この状況では当然かもしれませんね。
VARについて
これに関してはかなり議論がされたのではないでしょうか?
2020シーズンは過密日程による、審判の負担軽減の為、VARの導入は見送られることとなりました。
賛否あるとは思いますが、際どいシーンでのミスジャッジが頻発しないことをただただ祈るのみですね。
年間順位決定方式について
2020シーズンは、同勝ち点で並んだ際の順位決定の方法が少し変更となっています。
【変更前の順位決定方法】
- 全試合の得失点差
- 全試合の総得点数
- 該当するJクラブ間の対戦成績
(勝ち点>得失点差>総得点数) - 全試合の反則ポイント
- 抽選
【変更後の順位決定方法】
- 全試合の得失点差
- 該当するJクラブ間の対戦成績
(勝ち点>得失点差>総得点数)
(H&Aの2試合実施の場合のみ) - 全試合の勝利数
- 全試合の総得点数
- 全試合の反則ポイント
- 抽選
いつもと順番が変わっているのと、全試合の勝利数という項目が追加されています。
総得点の重要度が下がったということは、試合数が全チーム同じにならない可能性があるという事なのでしょう。
Jリーグ、ルヴァンカップの賞金減額
今回のコロナウイルスの影響で、賞金関係は通常の50%に減額となったようです。
これはかなり大きいですね。
入場収入も減り、賞金も減ったとなれば、2021シーズンに向けての補強は、外からというより、新人を以下に取るのかという部分にウエイトが置かれそうです。
毎年あった主力の移籍は、もしかしたら少なくなるかもしれませんね。
U-21選手出場奨励ルール
2020シーズンJ2とJ3で導入が予定されていた制度のようです。
U-21年代日本人選手の出場時間に基準値を決め、その基準値を超えたチームに奨励金が出る予定だったそうですが、2020シーズンは無送られることとなったようです。
2020ルヴァンカップの大会方式の変更につて
ルヴァンカップにおいても、再開にあたって4つの変更がありました。
- 現状の大会方式から、プレーオフステージを廃止、グループステージを1回戦総当たりのリーグ戦に変更し、各グループの1位チームの4チームと2位チーム内の上位1チームおよびAFCチャンピオンズリーグ出場3チームの計8チームにて1試合制のトーナメント戦によるプライムステージを行う大会方式に変更
- Bグループの松本はグループステージ第2節以降の試合を実施しない。
松本は、クラブ数の多いJ2リーグを戦う日程の都合から、第2節以降の試合を実施しない。
そのため、Bグループは、3チーム(仙台、浦和、C大阪)で1回戦総当たりのリーグ戦を行う。 - 選手の交代は5名以内(交代回数はハーフタイムを除き3回まで) 。ただし、延長戦を行う場合、その直前の90分間の交代人数と合わせて、最大6名までの選手交代を行うことが可能(延長戦の場合は交代回数も1回追加)
- U-21先発ルール(2020年12月31日において満年齢21歳以下の日本国籍選手を1名以上先発に含める)の撤廃編の
どうしても過密日程になるので、この変更は致し方ないのかなという感じがします。
最後に
いかがでしたか?
今回は、2020シーズンの試合方式、ルールの変更について紹介しました。
2020シーズンはコロナの影響で色々レギュレーションの変更が余儀なくされています。
その中でも降格がないというのは異例だと思います。
降格がないため、各チーム若手を起用したり、チーム戦術の成熟をするために、多少結果が出なくても、監督交代が起きることが少なくなるかもしれません。
例年であれば、監督交代はどこのチームでも起こっていますしね。
今シーズンはどれくらいの監督交代があるのか・・・
ちなみに2019年はJ1で9回、J2で6回の監督交代がありました。
今年は少なくなるのか?密かな注目ポイントかな?と思います。
2020シーズンの個人的な注目の新人・若手選手も紹介しているのでこちらも是非ご覧ください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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