こんにちは。
ハリルホジッチ前監督の解任から約1ヵ月も過ぎ、少しその熱は収まってきましたね。
解任について書いた記事はこちらです。
しかし、その途端に?日本サッカー協会とバイエルンの提携を発表しましたね。
http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20180507-OHT1T50159.html
おそらく凄いことなのでしょう。
契約は3年間みたいですね。
「今後は指導者およびスタッフの交流、両アカデミーによる親善試合や合宿、ユース育成、グラスルーツ、スポーツ医学などで関係を深めていく。」
スペインをモデルにするかと思ったら、ドイツの育成をモデルにするつもりなのかな?
確かに日本人が活躍するのはドイツブンデスリーガが多いし、最近のドイツは中盤に良い選手が多いですからね。
見習うべきところは多いのは間違いないでしょう。
これが数年後どんな結果を生むのか楽しみですね。
さて本題ですが、
今回はなんとなく気になったので日本サッカー協会の内部事情について簡単に調べてみました。
日本サッカー協会とは?
日本サッカー協会とは、「日本サッカー界を統括し代表する団体として、サッカー競技の普及及び振興をを図り、もって国民の心身の健全な発達に寄与することを目的とする。」
この目的を達成するために以下の事業を行う。
- 日本を代表する各年代、各カテゴリーのサッカーチームを組織し、各種競技会 への参加及び代表チームが参加する競技会を開催する
- サッカーの全日本選手権大会その他の競技会の開催
- サッカー選手の育成、サッカー競技の普及及びサッカーの指導者並びに審判員の育成
- 選手、チーム、指導者及び審判員等の登録
- 知的所有権の管理及び商標提供
- 社会貢献及び国際貢献の実施
- その他この法人の目的を達成するために必要な事業
試合開催したり、指導者や審判を育成したりが主ですね。
けっこう幼稚園とかに行ってサッカーの普及活動をしたりもしているみたいですね。
サッカーの指導者というのは、ライセンス制になっています。(S・A・B・C・D・キッズリーダー)
なので、このライセンス、しかも上位のライセンスを積極的にとるような指導者のいるチームは、指導に関して常に新しい情報がアップデートされている可能性があり、指導体制も整っている可能性が高いです。
しかも上位のライセンスを取る際に医療関係の救命やストレッチ等の講義もあるので、基本的な救命措置など、指導者自身が心得ている場合が多いです。
この辺のライセンス制度をしっかりさせたところは、サッカー協会の功績と言っても過言ではないでしょう。
その他のスポーツでは、指導するにあたってここまでライセンスを必要としているところはありませんし、競技によっては、けっこう無茶な練習量を課したりもなくはないみたいですね。
サッカーに関してもまだそういう無茶な指導の場面はチームによってはあるとは思いますが。指導者の質が上がってきているので、だいぶ減ってきているというのは実際のところでしょう。
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日本サッカー協会2005年宣言
日本サッカーは2005年にこんなことを言っていました。
中期目標として「2015年に世界のトップ10入り」、長期目標として「2050年までにFIFAワールドカップ優勝」という目標を立てていました。
2015年までに世界のトップ10入りの目標は達成されませんでしたね。
ちなみに、今現在FIFAランキングで日本は60位です・・・(笑)
日本サッカー協会の予算規模
結構スポンサーからの巨額な資金が入ってますね。
2006年度予算の時点では、日本オリンピック委員会の2倍以上の157億円。
2018年度予算では、何を根拠にしたのかは不明ですが、2018ロシアワールドカップでベスト8に入ることを想定して、2018年度収入が前年度よりも約50億増え約236億円を見込んでいるそうです。
ベスト8・・・
最近のことでいえばかなり不思議な想定ですね。(笑)
スポンサー契約も結構な額ですね。
わかっているのは少ないですが、わかっているところで言えば、
- キリンホールディングス:8年総額120億
- アディダスジャパン:8年総額160億
- 電通:8年総額240億
ちなみにこの額は2007年から2015年までの当時の額です。
現在は契約更新されているのですが、契約内容は公開されていません。
その他に契約しているところは・・・
- 日本航空
- ファミリーマート
- クレディセゾン
- 朝日新聞社
- MS&ADインシュアランスグループホールディングス
- みずほフィナンシャルグループ
- KDDI
- 大東建託
まだあると思いますが主要なのはこんな感じでしょうか。
だいたいが2022年までの契約になっていますね。
ということはカタールのワールドカップまでです。
ロシア、カタールとこの2大会で成績を残せないとどうなるのでしょうか・・・
ちなみにヨーロッパの強豪国の予算規模は2011年時点で340億円以上だそうです。
ということは恐らく今現在の予算規模はもっと上がっているでしょうね。。。
日本サッカー協会にも派閥争い?
この辺は定かではないですが、なんとなく見てたらあるかもなーっていうのが正直なところです。
なぜかというと・・・
- 10代会長(2002年〜2008年) 川渕三郎 早稲田大卒 古河電工出身
- 11代会長(2008年〜2010年) 犬飼基昭 慶應義塾大卒 三菱重工出身
- 12代会長(2010年〜2012年) 小倉純二 早稲田大卒 古河電工出身
- 13代会長(2012年〜2016年) 大仁邦彌 慶應義塾卒 三菱重工出身
- 14代会長(2016年〜現在) 田嶋幸三 筑波大卒 古河電工出身
こんなわかりやすいのあるのかって感じですね。(笑)
早稲田対慶應
古河電工対三菱重工って・・・
ちなみに古河電工は現在のジェフ千葉、三菱重工は現在の浦和レッズです。
ちなみにJリーグのチェアマン(理事長)は第1代から現在第5代目になっているが、第2代チェアマン以外は全員早稲田大出身です・・・(笑)
あと、2016年に会長選で田嶋さんと戦ったのは、早稲田大卒、三菱重工出身、原博実さん。
早稲田と慶應、古河電工と三菱重工・・・
これは何かサッカー界では、因縁めいたものを感じますね。(笑)
ちなみに・・・
トルシエさん(2002年)の時は、慶應・三菱重工の派閥が擁護派で早稲田・古河電工が解任派。
ジーコさん(2006年)の時は、早稲田・古河電工が擁護派。だったそうです。
なんか調べればきっと色々出てくるんでしょうね。(笑)
今後も日本サッカー協会の内部事情は注意してみていきたいと思います。
でも、これだけは皆さんに知っておいてもらいたいのですが、
先に述べたように、日本にサッカーを普及させたのも現協会ですし、ライセンス制度をしっかりさせて、指導体制をしっかりさせたのも現協会です。
そのあたりはしっかり評価できる部分だと思います。
あとは、代表を覇権争いに巻き込まないことを切に願いましょう。
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最後に
いかがでしたか?
何となく面白いワードはたくさん出てきましたね。
ロシアまであと少し。
現協会の判断が間違っていたのか、正しかったのか。
何にせよ、選手たちは一生懸命頑張っているのでしっかり応援しましょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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