こんにちは。
今回は、前回の漫画紹介「フットボールネーション」に続いての第2弾。
「アオアシ」という漫画の紹介をしようと思います。


このマンガは、「ビックコミックスピリッツ」で連載されており、現在15巻まで出ています(2019年3月29日に16巻発売予定)。
9巻発売時に総発行部数100万部、14巻発売までに200万部を突破し、2017年にはマンガ大賞で第4位にランクインした漫画です。
ストーリーも面白いのですが、サッカーをするのに必要なスキル、戦術について書いてあったり、
サッカーというスポーツがしっかり頭を使って考えるものということを訴えていたり、
主人公が、ポジションのコンバートを言い渡された時に、どう立ち向かっていくのか・・・そのひたむきさから学ぶことがあったりと、
色々な場面に魅力が詰まっているマンガになっています。
また、作品に描かれている、何気ない風景なんかにも魅力がたっぷり詰まっている作品です。
下でこの作品の魅力について詳しく、解説しようと思いますので、是非ご覧ください。
アオアシってどんな漫画?
四国の中学サッカー部でサッカーをしていて、プロになることを思い描く少年が、たまたまそこに居合わせた、東京にあるユースチーム監督にセレクションを受けにこいと言われてから、物語が展開していきます。
もちろんセレクションでユースチームに合格となるのですが、そのテストで主人公がどのように考え、与えられた難題に立ち向かっていくのか、サッカーはもちろんの事、困難にぶつかった時にどのように考え、どのように行動するのかという部分もしっかりと描かれていて、こういう場面自分だったら?という目線も含めてみると凄く面白いと思います。
個人的には、自分が元々サイドバックだったのもあり、主人公がフォワードからサイドバックにコンバートされて、その葛藤の中成長していく姿がすごく好きです。
その後もユースチームでの活動で様々な困難に合うも、その都度、自分でしっかり考えてどのようにしていけば乗り越えられるのか、力をつけていけるのかを考えながら主人公が成長していきます。
サッカーをしていくに当たって、考えることというのは、言うまでもなく、かなり重要な部分であることは間違いありません。
それを監督やコーチがヒントを出しながら、導いてあげたりと、選手目線だけでなく、監督・コーチ目線でも、勉強になる作品だと思います。
漫画の内容だけではないリアルな現場の描き方
漫画の中に出てくるチームはもちろん現実世界に近いチームが出てくるのですが、その中でも力を入れている部分があります。
それは・・・
そのチームの練習グラウンドや試合のグラウンドが、リアルに近い形で描かれている点です。
チーム名は見れば何となくわかると思いますが、町クラブやJクラブの練習環境までしっかり取材しないと描けない部分だと思います。
地方に住んでいるとなかなかわからない部分かもしれませんが、東京近郊に住んでいる方で、そのチームを応援している人や、サッカー通の人からすると、かなり細かい部分まで描かれているので、ちょっとした楽しみの一つとしてそういう視点でみるのも面白いかもしれません。
実際のサッカーに活かせる個人技術向上、サッカースキル向上についての描き方
この漫画の中には、
・自分に足りない部分を探すためにはどうするか?
・プレーを一つ一つ考えるためにはどうした良いか?
・自分の状況、相手の状況を把握しプレーするにはどうしたら良いか?
・チームとして戦うためにどんなことが必要なのか?
・自分の考えを相手に伝える重要性
など・・・
当たり前のことかもしれませんが、当たり前の事を当たり前にすることがどれだけ大切な事なのかをしっかり教えてくれます。
個人的に特に大事だと思ったのは・・・
・止めて、蹴るという単純な技術の大切さ
・常に首を振って敵味方の位置を把握する
・トライアングル
・アイコンタクト
・自分の意思を言葉でしっかり味方に伝える
・後ろの選手が前の選手にしっかり指示を出す
なんか本当に基本的な事ばかりですが、凄く大事な事ばかりだと思います。
当然戦術的な所も漫画の中には入ってきていて、
・ダイアゴナルラン
・L字型の守備など
今の所そこまで戦術がたくさん出てきているわけではありませんが、今後更に色々な戦術が出てくると思うので期待しましょう。
ちょっとでも興味がわいた方は是非読んでみてください。
読んでいくうちにどんどんはまっていきますよ。(笑)


最後に
いかがでしたか?
僕の解説の仕方が下手で、この漫画の魅力を伝えきれなくて申し訳ないのですが、
結局何が言いたいかというと・・・
本当にためになって面白い漫画 だということです。(笑)
是非皆さんまずは1巻を読んでみてください。


全巻セットはこちらです。(笑)

最後までお読みいただきありがとうございました。


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