<リハ職・リハビリ学生向け記事>【文献紹介】スタティックストレッチングによって生じる筋力低下はどのくらいで回復するの?




こんにちは。

今回はスタティックストレッチについての文献です。

 

スタティックストレッチは、長時間行う事によって、筋力低下が生じることは、医療関係者の間で結構知られていることだと思います。

なのでスポーツ現場ではウォーミングアップの時に、スタティックストレッチではなくダイナミックストレッチを行うなど、ストレッチのやり方も以前とはだいぶ変わってきています。

 

しかし、スタティックストレッチをした後って、いったいどれくらいの時間筋力低下が起こっているのかってあまり聞いたことありますか?

僕自身はリサーチ不足だとは思いますが、聞いたことはありませんでした。

そんなとき今回の文献を見つけました。

 

足の筋肉で行った研究ではないので、どこまで当てはまるのかはわかりませんが、スポーツ現場でスタティックストレッチを行うに当たっての考え方の一つの指標になると思います。

もしよろしければ、一度読んでみてください。

 

 

文献紹介

 

有吉晃平 他:スタティックストレッチによって生じる筋力低下とその回復時間.日本臨床スポーツ医学会誌.Vol.24 No.2,2016.220-225.

ストレッチの時間によって起きる筋力低下については、筋肉の大きさによって、筋力低下の起きるストレッチの時間が異なっていることも報告されています。

なので必ずしも、今回の前腕屈筋群における回復時間が全ての筋に当てはまるわけではないということは理解して文献をお読みいただけると幸いです。

 

内容紹介

手関節のストレッチを30秒行い、その前後の筋力を測定するという方法です。

ストレッチ後の安静時間は1、2、3、4、5分を分けられています。

30秒のストレッチの直後は全ての群で筋力低下を示し、その後回復するまでおよそ1から2分かかっていた。

3分以上になるとほぼストレッチ前と同じ筋力を発揮することが可能になっていました。

 

今までの研究ではストレッチ後の筋力測定の時間を5分から10分に設定しているものが多いらしく、1から2分で回復するというのは、新たな見解になりますね。

 

最後に

 

いかがでしたか?

内容に関してしっかり見たい方は文献を読んでくださいね、

何気なくやっているストレッチも考え方が色々あって、何が重要なのかわからなくなることがありますね。

ただ言えることは、スタティックストレッチをすることは悪いことではないという子は理解しておいてください。

 

スタティックストレッチには可動域を広げることや、柔軟性の改善効果があるのは間違いありません。

なので、練習・試合前に長時間スタティックストレッチをすることは良くないですが、試合後はもちろんしっかりやった方がいいです。

ウォーミングアップの時にむやみやたらにスタティックストレッチストレッチをたくさんやっている方がいれば、

それはもしかすると、競技のパフォーマンスを低下させている要因になっているかもしれないので注意してくださいね。

 

その他にもまとまりは無いですが、文献紹介をしているので、興味あれば合わせてご覧ください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 


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