「期限付き移籍」と「育成型期限付き移籍」の違いについて~期限付き移籍を経て活躍した選手も併せて紹介しました~

こんにちは。

近年Jリーグの移籍時期になるとよく目にする、「育成型期限付き移籍」

皆さんは、この「育成型期限付き移籍」とただの「期限付き移籍」の違いってご存知ですか?

 

自分も最初わからずなんだろう?ってかんじだったので調べてみました。

もしわからない人は、この機会に知っていただければと思います。

興味ある方は、是非ご覧ください。

 

 

期限付き移籍とは?

 

簡単に説明すると・・・

選手が現在所属しているクラブとの契約を保持したまま、期間を定めて他のクラブへ移籍する制度です。レンタル移籍とも呼ばれますね。

通常の移籍(完全移籍)に見られる移籍金が発生しない代わりに、移籍先のクラブから移籍元のクラブに対してレンタル料を支払う、選手報酬の支払いを肩代わりするという形態が一般的です。

 

要するに、所属しているクラブから、この期間だけあそこのチームに移籍してきていいよ見たいな感じです。

 

メリット

  • 移籍先のクラブは、移籍金が発生しないため、安価な値段で有望な選手を獲得できる
  • 移籍元のクラブは、選手の給料を負担せずに、有力な選手に経験を積ませることが出来る。
  • 選手にとっては、試合経験を積めるチャンスをもらえる。

 

デメリット

  • 保有権は移籍元のクラブにあることに加え、状況によってはシーズン途中で移籍元のクラブに戻ることもある。
  • 移籍元クラブとの対戦では試合に出られないことがある。
  • 期限付き移籍で補強したチームは、長期的なチーム作りという面では、マイナスになる可能性がある。

 

では「育成型」がつくことで何が変わってくるのでしょうか?

 

育成型期限付き移籍とは?

基本的には移籍する期間というのは決められており、

  1. シーズンが始まる前からシーズンが始まって約1ヶ月の間
  2. 夏場7月頃(この時期はヨーロッパに移籍する選手が出てきます)

 

基本的にはこの2つの期間です。

しかし育成型期限付き移籍は、条件さえ満たせば、この期間外でも移籍することが可能になります。

その条件とは・・・

  1. 23歳以下の日本国籍を有する選手
  2. 所属するクラブのリーグよりも下部のリーグへの期限付き移籍であること

この2つを満たせば、期間外であっても、育成型期限付き移籍として移籍させることが可能になります。

 

ただなかなか下位のリーグに期限付き移籍して成長して帰ってきた選手は数少ないのが現状となっています。

 

では、今まで、期限付き移籍、育成型期限付き移籍をした後、戻ったチームで活躍した選手はどれくらいいるのでしょうか?

少し調べてみました。

 

期限付き移籍を経て移籍元チームの主力になった選手達

柿谷曜一朗(現セレッソ大阪)

セレッソ大阪➡徳島ヴォルティス(期限付き移籍)➡セレッソ大阪➡FCバーゼル➡セレッソ大阪

素行の問題からチームの構想外となり、2009年途中から2011年まで徳島へレンタル。そこでの経験が柿谷を本当の意味でのプロ選手として成長させた。

その後の活躍は、皆さんも知る通りです。

セレッソに復帰してからの2シーズンで公式戦82試合41ゴールを記録しています。

 

斉藤学(現川崎フロンターレ)

横浜Fマリノス➡愛媛FC(期限付き移籍)➡横浜Fマリノス➡川崎フロンターレ

2008年からの3年間で出場機会は限られたものであったため、2011年シーズン移籍を志願し、愛媛FCへ期限付き移籍した。

そのシーズンは、リーグ戦36試合で14ゴールをあげた。

2012シーズンからは横浜Fマリノスに復帰し、その後6シーズンにわたり横浜Fマリノスの主力選手として活躍。

その後2018シーズンから川崎フロンターレへ移籍し話題となりました。

 

中島翔哉(現ポルト:ポルトガル)

東京ヴェルディ➡FC東京➡カターレ富山(期限付き移籍)➡FC東京➡ポルティモネンセ(ポルトガル)➡アル・ドゥハイル(カタール)➜ポルト(ポルトガル)

香川に変わり現在の日本代表の10番を受け継いだ選手です。

アジアカップは負傷離脱して残念でした。

彼は東京ヴェルディからFC東京に移籍してすぐにカターレ富山に期限付き移籍しました。

その後活躍自体は正直微妙なものでしたが、ポルトガルへ移籍したことで、一気に才能が開花した選手です。

カタールへ移籍して半年で、ポルトガルリーグの1、2を争うチームであるポルトに移籍が決まりましたね。

しかも背番号は10番となりました。

期待の大きさが伺えます。

 

下の記事は以前ポルトガルで活躍していた時の彼のルーツみたいなものをまとめたものです。

宜しかったら併せてご覧ください。

今注目の選手!!ポルトガルで輝きを放ってる『中島翔哉』とは?〜なぜ日本で活躍できなかった彼がポルトガルで輝いているのか〜

 

中村航輔(現柏レイソル)

柏レイソル➡アビスパ福岡(期限付き移籍)➡柏レイソル

2015年に1年間アビスパへレンタル移籍し、その年アビスパのJ1昇格に大きく貢献した。

その後レイソルに戻りレギュラーポジションを獲得。2018年ロシアワールドカップのメンバーにも選ばれています。

 

白崎凌兵(現鹿島アントラーズ)

清水エスパルス➡カターレ富山(期限付き移籍)➡清水エスパルス➡鹿島アントラーズ

超高校級のFWとして鳴り物入りで清水に入団したが、結果を残せず、2013年、2014年と当時J2のカターレ富山へレンタル移籍した。

そこで身につけた守備意識や献身性が、彼の元々持っていた攻撃能力を開花させることになったようです。

清水に戻ってからは主力として戦い、ここ2シーズンは10番をつけてプレーしていました。

今シーズンは鹿島へ完全移籍を果たし、どんな活躍を見せてくれるのか楽しみな選手です。

 

杉本健勇(現浦和レッズ)

セレッソ大阪➡東京ヴェルディ(期限付き移籍)➡セレッソ大阪➡川崎フロンターレ➡セレッソ大阪➡浦和レッズ

セレッソ大阪時代に出場機会を得て、ロンドンオリンピックに出るために東京ヴェルディに期限付きで移籍していました。

結果18試合で5ゴールを記録し、ロンドンオリンピック代表メンバーに選出されました。

ロンドンオリンピックでは得点は奪えませんでしたが、現在日本代表FWとしても期待されている選手です。

 

長友佑都(現ガラタサライ:トルコ)

FC東京➡FCチェゼーナ(期限付き移籍)➡インテル➡ガラタサライ

2010年南アフリカワールドカップの活躍を経て、ACチェゼーナ(イタリア)に期限付き移籍を果たしました。

次の年に完全移籍を果たし、そのままインテルに期限付き移籍を果たすという、スター階段を一気に駆け上がりました。

 

堂安律(現FCフローニンゲン)

ガンバ大阪➡FCフローニンゲン(期限付き移籍から完全移籍に)

2017年6月に1年間の期限付き移籍でオランダのフローニンゲンへ移籍。

1年間で公式戦31試合10ゴールをあげて、見事完全移籍を勝ち取りました。

 

三好康児(現横浜Fマリノス)

川崎フロンターレ➡コンサドーレ札幌(期限付き移籍)➡横浜Fマリノス(期限付き移籍)

2018シーズン出場機会を求めて札幌に期限付き移籍。

26試合3ゴール5アシストを記録しています。

2019シーズンも横浜に期限付き移籍となりましたが、結果を残し続けてフロンターレに復帰することが出来るか注目です。

 

板倉滉(現FCフローニンゲン)

川崎フロンターレ➡ベガルタ仙台(期限付き移籍)➡川崎フロンターレ➡マンチェスターシティ➡FCフローニンゲン(期限付き移籍)

川崎から仙台に期限付き移籍をしてリーグ戦24試合で3ゴールをあげました。

そのまま川崎へ復帰かと思いきや、まさかのマンチェスターシティへ完全移籍。

イングランドでの労働許可証はおりないので、そのまま堂安と同じチームFCフローニンゲンへ期限付き移籍をしました。

 

川辺駿(現サンフレッチェ広島)

サンフレッチェ広島➡ジュビロ磐田(期限付き移籍)➡サンフレッチェ広島

広島から磐田へ2015シーズンから3シーズン期限付き移籍をしました。

あの中村俊輔から代表に入ってもおかしくないと言われるほど磐田の攻撃を牽引していましたが、2018シーズンから広島に復帰。

広島に復帰してからは途中出場が多く昨シーズンはゴールも奪えませんでした。

未だ広島ではゴールをあげておらず、今シーズンは広島でのプレーする正念場と言えそうです。

 

乾貴士(現アラベス:スペイン)

横浜Fマリノス➡セレッソ大阪(期限付き移籍から完全移籍に)➡ボーフム➡フランクフルト➡エイバル➡ベティス➡アラベス(期限付き移籍)

マリノス時代にセレッソに期限付き移籍をし、当時香川とともにセレッソの攻撃を引っ張っていた。

その後セレッソに完全移籍で加入。

現在スペインで活躍しています。

 

平戸太貴(現鹿島アントラーズ)

鹿島アントラーズ➡町田ゼルビア(期限付き移籍)➡鹿島アントラーズ

期限付き移籍していた町田で2018シーズン40試合8ゴール17アシストという結果を残し、鹿島に復帰しました。

2019シーズン鹿島で活躍を見せられるか、楽しみな選手です。

 

最後に

 

いかがでしたか?

期限付き移籍と育成型期限付き移籍は、基本的には同じですが、移籍する時期を選ばなかったり、同一リーグにはいけないというのが「育成型」でしたね。

 

期限付き移籍で活躍した選手の紹介もしましたが、なかなかそうそうたる顔ぶれがそろっていたと思います。

期限付き移籍で活躍できることも、ステップアップしていくに当たって重要な要素になるということですね。

 

今後も各チーム期限付き移籍で獲得する選手も出てくると思いますが、そういった選手の活躍も見逃せませんね。

 

2019シーズンの注目選手もまとめましたので是非ご覧ください。

J1リーグ注目の若手2019年度版〜活躍を期待されるJ1チーム所属の新人・若手選手〜

J2リーグ注目の若手2019年度版〜活躍を期待されるJ2チーム所属の新人・若手選手〜

 

2019シーズンの各チームのフィジオセラピスト、トレーナーをまとめたものです。

Jリーグチームのトレーナーは各チーム何人くらいいるの???~Jリーグで活躍する理学療法士・トレーナー 2019年度編~

 

今シーズンJリーグの新たなルールについてもまとめました。

2019年シーズンJリーグ何が変わった?~外国人枠の変更とホームグロウン制度について~

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 


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